胃肉腫は早い対応、疾患はガストリン拮抗やネキシウム

胃の疾患には様々なものがあって、早期に対応しないと重篤な症状に至ってしまう場合もあります。悪性腫瘍には胃の粘膜からでた胃がんだけではなく、粘膜以外の細胞から出る胃肉腫もあります。胃肉腫は初期の状態は症状が感じられないことが多く、胃がんの検査を受けた人が発見されるケースが多くなっています。細胞増殖が過剰に起こった中で、突然変異して発生する可能性が高いと考えられていますが、はっきりとした原因は不明です。

放置して悪化してしまうと食欲不振や嘔吐、膨張感などがあり腫瘍が大きくなっていると破れて出血することもあります。胃肉腫は多くの場合悪性リンパ腫という血液の病気であることが多く、治療には抗がん剤による化学療法が行われることが多くなります。悪性リンパ腫以外では間葉系腫瘍になることがあり、切除の手術を行うことが多くなります。

胃潰瘍を放置してしまうことも良くありませんし、胃酸の分泌が過剰な状態がいつまでも続くと疾患を起こしてしまいます。ガストリン拮抗が大切になるのは、胃酸の分泌に体内ホルモンであるガストリンが大きくかかわっているためで、胃粘膜の壁細胞に働きかけて分泌をコントロールしていて、ガストリンの異常分泌が胃酸過多の状態につながります。血中のガストリンが高値を示していると胃の疾患を起こしている可能性があります。

胃酸の分泌にはプロトンポンプもかかわっていて、胃潰瘍などの治療の場合プロトンポンプ阻害薬であるネキシウムが使われることもあります。胃がんの発生率を高めてしまうピロリ菌の除去剤と併用して使用することもあり、胃酸を抑えることでピロリ菌により荒らされた胃の粘膜などの負担を軽減させて、その間に除菌と回復を目指します。

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